【手すりはたくさんつけた方がいい?】使いやすい手すりのコツ

作業療法

病気などから退院するとき、手すりをつける場所に悩むことがあると思います。

どこでも掴まれるように、手すりをたくさんつけます

退院する前にこうお話しする患者様に出会ったことはありませんか?

手すりをつけすぎると、まるでジャングルジムのように手すりだらけになることも…

今回は、適切な手すりの付け方についてお伝えします!

こんな方におすすめ

・手すりをつける場所に悩んでいる方、ご家族

・新人の理学療法士、作業療法士などの医療従事者

手すりをたくさんつけるデメリット

手すりをつけることで、こんなデメリットがあります。

  • 幅が狭くなることで、荷物が通りにくくなる
  • (介助者が必要な場合)通路が狭くなる
  • 咄嗟に捕まる場所が分かりにくい
  • 費用が高くなる etc…

手すりは後からでもつけられるので、最低限にとどめましょう。

どこにつけたらいいの?

可能なら「退院前に自宅で動きを確認する」ことをおすすめします。

寝室から移動する場所すべてを行き来してみて、触った場所につけていきましょう。

あまりにも捕まる場所が多い時は、杖や歩行器など、移動手段を見直してみましょう!

手すりの役割

手すりは大まかに分けて、「縦手すり」「横手すり」「L字手すり」に分けられます。

縦手すり

立ち座りや段差を越える時に使います。

トイレや寝室、お風呂場など、立ち座りが必要な場所

玄関の上がり框(かまち)などにあると便利ですね。

横手すり

横手すりは、主に伝い歩きをするときや立ち姿勢を支える時に使います。

廊下や階段を降りる前につけることが多いですね。

L字手すり

立ち上がった後、立ちっぱなしの姿勢をとる時に使います。

縦手すりと横手すりの合いの子みたいな感じです。

主に使用するのはトイレ、お風呂場、玄関など、縦・横どちらも必要な時に取り付けます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今後は、手すりをつけるために適切な距離なども投稿していきます!

ご質問があれば、気軽にコメントしてください☻

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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